なんてことない、とめどない話

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ ワンス ネタバレあり

今日、映画を観てきました。


アカデミー賞、作品賞や主演女優賞などを受賞した

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ ワンス です。


ようこそ、最先端のカオスへ


というキャッチフレーズに、

アクションはもちろん、

コメディ要素もあるのかな、とワクワクで鑑賞。


映画館でもらったポストカード。

確かにカオス満載。


主人公 エブリンはコインランドリー経営の税金問題や、娘の反抗期、父親の介護と心身ともに余裕のない生活を送る。ある日、国税庁へ税金の事で出向いたところから、夫の姿をした別人から、全宇宙にカオスをもたらす悪を倒せるのは君だけだ!と急な指令を受ける。


異空間の世界へワープしたり、現実世界へ戻ったりの混乱の中、強い力を得て戦いながら、最大の敵が、なんと娘のジョイと知る。ジョイはエブリンと全ての物質を飲み込むブラックホールへと引き込もうとする。


という、ざっくりなストーリーですが、

大まかな印象は


まーわけわからん、笑。ホント、カオス。


場面展開が目まぐるしく、

なんなの?なんなんだ!

と、思いながらも、かなりひきこまれました。


コインランドリー経営で貧しく忙しい日々を過ごす世界と、

結婚するはずだった夫と別れた人生が、

カンフーの名手、歌手、女優、と、

それぞれ別の道を歩む世界。


そのシーンが目まぐるしく展開する中、アクションシーンも目まぐしい、笑。

アクションは結構ハードです。


相手の鼻を噛んだり、虫を鼻入れたり、奇妙なことをすることで、強い力を得るってのが、

B級感満載。

小指で腕立て伏せをして、小指めっちゃ鍛えて、小指に力こぶできちゃうとか、笑笑。


別世界では、親子で岩になって、会話したり。

もーなんでしょうかね。


そんな激しく、目まぐるしい展開が、終盤、

夫婦、親子の和解、絆につながるところで


え?

ホントに異空間の戦いだったの?

それとも、

エブリンの壮大な心の葛藤の表れだったの?

と、プチ混乱、笑。


でも、爽やかなラストでした。


地球以外の惑星がほかにもあり、私と同じような生命体はいるかも。


また、この人と結婚しなかったら、

あの時、別の職業を選んでいたら、

私は一体、どんな人生を送ってたんだろう?

って考えたことも何度もあるよなー。


でも、やっぱり私の人生は、この世界に生きる

今、そのもの?

みたいな?

ぼんやりですが、そんなことを感じながら

帰途につきました。


エブリン役のミシェル・ヨーさんがホントに素敵!あと、ジョイ役のステファニー・スーさんも良かったなぁ。